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GoogleとBing、検索市場でさらにシェアを拡大----Yahoo!は下降の一途へ
Googleと米国Microsoftの検索エンジン「Bing」が検索エンジン市場でわずかながらシェアを拡大する一方、Yahoo!のシェアはますます低下している。
米国のオンライン市場調査会社「comScore」は17日、9月から10月にかけてGoogleとBingのシェアがともに拡大したことを発表した。いずれも微増にすぎないが、少なくとも拡大したことは確かだ。
comScoreによると、Bingのシェアは9.4%から9.9%に上昇したという。Googleも64.9%から65.4%へとシェアを伸ばした。comScoreはまだすべての数字を公表していないが、Googleが10月に前年同月比17.4%増となったことはまちがいないという。
一方、業界トップのGoogleと第3位のBingに挟まれ、現在第2位を維持しているYahoo!はシェアを伸ばすことができず、9月の18.8%から10月には18.0%へと低下した。
米国の市場調査会社「Technology Business Research」のアナリスト、エズラ・ゴットヘイル(Ezra Gottheil)氏は、「常に安定して60%以上のシェアを確保しているGoogleの圧倒的な力を考えれば、Bingがわずかでもシェアを伸ばしているのは十分評価に値する」と述べている。
「Bingはようやく安定したポジションにたどり着いたところだ」と、ゴットヘイル氏は分析する。「今後、検索技術に磨きをかけていけば、さらなる躍進が期待できる。Googleの勢いを考えればけっして悪いポジションではないが、Googleからシェアを奪えるかと言えば、まだそのような兆候は見られない。Googleについては、もう成長率をとやかく言う段階ではなく、多くのユーザーにとってGoogleは検索エンジンの代名詞になっている。Googleは巨大なオーシャン・ライナー(ocean liner)のようなもので、減速させるには相当なエネルギーと時間が必要だ」(同氏)
ゴッドヘイル氏はYahoo!凋落の原因を「ユーザーにYahoo!を使い続ける妥当な理由を与えてこなかった」と厳しく見る
また、ゴットヘイル氏はYahoo!について「検索エンジン市場におけるYahoo!の存在感は坂を転げ落ちるようで、もはや制御不能に陥る危険性さえある」と懸念する。
「Yahoo!の検索エンジンはずいぶん前から下降の一途をたどっており、もはや先が見えている。Google対Bingの戦いで検索エンジンの機能に対する意識が高まり、ほかの検索エンジンも試してみようというユーザーが増えるだろうが、Yahoo!は同社の検索エンジン・ユーザーに、Yahoo!を使い続ける妥当な理由を与えてこなかった」とゴットヘイル氏は厳しい見方をする。
comScoreは9月に、Bingが7月から8月にかけて市場シェアを4.5%拡大したと報告した。8月末時点におけるBingの市場シェアは9.3%だった。また、8月末時点のGoogleのシェアは前月比0.1%減の64.6%だった。
(Computerworld.jp[2009年11月18日])
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